2020年06月19日
"図書コレクション~用知の泉~"は、当社図書館で所蔵している書籍を、当社役員・社員(用地初心者~ベテラン)が紹介している蔵書紹介ページです。
図書コレクションでは、皆さまが当社図書館に蔵書して欲しいと希望される書物を順次取りそろえていく予定です。 メンバー登録の上、お問合せフォームよりリクエスト下さい。また、メンバーサイトにご登録いただいている方には、来社の上、蔵書を閲覧いただけるサービスもございます。是非、ご活用下さい。
今回紹介させていただくのは用地屋
この本はフィクションですが、ある用地職員が首都圏環状道路整備事業を舞台に、産業廃棄物処理工場の移転にともなう用地買収を題材したものです。
権利者は、暴力団まがいでの人物で、補償対象となる焼却炉と極めて稀な物件で、巧妙な手口で周到かつ組織的に経験豊富な用地職員を恫喝し、時にはなだめながら交渉をすすられましたが、用地職員は毅然として対応し、ようやく契約にいたりました。
5年後にこの補償額が過大補償として刑事事件に発展していく物語となっています。ぜひ、読んでみてください。
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