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お知らせ

メンバーズサイト『図書コレクション_コンメンタールマンション区分所有法』 を更新しました。

2019年07月02日

"図書コレクション~用知の泉~"では、当社図書館で所蔵している書籍を当社役員・社員がみなさまにも是非、読んでいただきたい本を紹介しています。 本を読んだ個人(用地初心者~ベテラン)の主観に基づいて作成しているため、個性的でバラエティに富んだ内容となっています。

人の住まい方として、都市部ではマンションが一般化し、公共事業でもマンション敷地の用地取得が生じるケースが増えてきています。しかし、用地事務の基本を身につけた方でも初めてマンションの担当になったときには少し面食らうのではないでしょうか?

なぜなら、マンション敷地は、通常の戸建て建物とは違い土地と建物の一体化という区分所有法の規定が絡み、複雑な問題を多々有しているからです。

■法務局では...
早速、土地と建物の権利者調査から始めようと土地の登記証明情報を請求すると、法務局の担当者から「敷地権登記がされているので発行できません」との回答があった、なんてことが。

■マンションの管理組合では...
管理組合規約におけるマンション敷地に関する記述を変更するため管理組合の協力が必要。なんてことが。

■用地交渉では...
分離処分可能規約が制定され、敷地権抹消登記のための分筆登記を申請しようとしたが、区分所有者の何人かの境界確認が得られていないので、分筆登記ができない。なんてことが。

これらを紐解こうとすれば、区分所有法の制定と改正の歴史や、具体的な事例を踏まえた区分所有法の詳細解説を理解しないことにはどうにもなりません。今回紹介する本は、それに最もふさわしい本と言えるでしょう。

また、当社では、区分所有建物(分譲マンション等)に係る地元説明会、取得方針作成、用地取得交渉等の業務を受託し、数々の案件を解決してきた実績があります。

分譲マンションの用地取得でお困りの折は、"お問い合わせフォーム"よりご相談下さい。

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