令和元年8月21日（水）I県用対連主催の「木造建物の調査算定」研修を実施しました。

最初に建物調査算定要領の全体像を概観いただき、調査対象建物の区分、その区分のうち木造建物Ⅰに区分される建物の構造、その計測方法と図面表示のしかた、数量計算の取扱い、用対連単価を入れた積算のやり方等を講義しました。そして最後に、参加者に電卓を使って、建物移転料算定表〔再築工法〕の演習問題で実際に積算をやっていただきました。

みなさん、普段は建物補償金の調査算定は大半補償コンサルタントの成果品を活用するだけで、自分で実際に算定してみたという人はほとんどいませんでした。そういうこともあって、実際自分で算定する場合はどうやるのだろうと講義も熱心に聞かれていましたし、演習にも真剣に取り組まれていました。密度の濃い研修になったものと感じています。

経営企画部企画推進課 係長 辻元真也
（補償業務管理士：総合補償,物件,事業損失,機械工作物,補償関連部門）