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お知らせ

G地方公共団体さまにて用地関係講習会を実施しました。

2019年08月20日

G地方公共団体さまにて用地関係講習会を実施しました。

令和元年7月4日(木)地方公共団体さまよりご依頼を受け、「用地補償を適正に行うための職員の心構え」(不正事案の事例・過払い事例)研修を実施しました。

支援事業部 参与 髙林 成光

受講者の声

用地関係の講演会に初めて参加させて頂きました。

講師より今までの用地補償業務を行ってきた中で、自身が所属していた組織で実際に起こった不正事案の具体例、当時の体験談そして過払い事例(架空物件の補償・土地面積の水増し等)の具体的内容を分かりやすく説明して下さったので、興味深く聴くことが出来ました。

新聞やニュースの情報では、なぜ当事者は不正を起こさなければいけなかったのか、その後の当事者の生活にどのような変化があったのかは全く分かりませんでしたが、今回その時の状況等を知ることが出来ました。個人まかせにするのではなく、組織で対応していれば発生することを抑えることが出来たかもしれない事例から、組織的対応の必要性、用地『交渉』ではなく用地『説明』を行うこと、またこのような事例が発生すれば、本人や家族だけではなく組織にもマスコミ対応等で迷惑がかかることを念頭に置いておくことが重要だと分かりました。その場を収めるために、相手の要求に応じてしまえば、職を失うだけでなく社会的制裁や、将来の収入・退職金・年金支給額にも大きく関わることが分かりました。


公共用地取得では、必ず困難案件が最後に1件や2件は残ること、その案件を適正に補償するためには、事業認定をとって収用で処理することや、境界確認を行う際は必ず本人同士で決めてもらい、交渉担当者に非がないようにすることが大事であることとの講師のコメントがあり、今後の用地交渉に活かしていこうと思いました。

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