とある市の用地課に異動してきたばかりの新人、緑山さん。用地の業務も初めてで、勉強の日々です。
本コラムは緑山さんの業務に関する疑問に答えるかたちで、用地業務に必要な「登記」の知識について取り上げていきます。

とある市の用地課に異動してきたばかりの新人、緑山さん。用地の業務も初めてで、勉強の日々です。
本コラムは緑山さんの業務に関する疑問に答えるかたちで、用地業務に必要な「登記」の知識について取り上げていきます。
う~ん・・・。
緑山さん、うなっているけど、どうしたの?
あっ上島さん。おつかれさまです!
これから携わる用地業務の権利関係者を調査しないといけないと聞いて。
土地や建物の所有者は登記簿に載っているんですよね。
でも登記簿ってちゃんと見たこともないし、取ったこともないので、ひとまず登記簿について調べてみたんです。そうしたら土地・建物の情報や所有者以外にも、いろいろ記載があるみたいだし、どこを見たらいいのかと思って...。
そうだね。登記簿(登記簿謄本)には、抵当権だったり、地上権だったり、さまざまな情報の記載があるよ。
逆に、例えば記載されている面積が実際の面積と違っていたり、記載されている所有者は亡くなっているのに相続登記がされていなくて現在の所有者がはっきりしない、なんてこともある。
登記を見て、記載されている人から所有権を移転すれば完了ってわけじゃないから、ややこしいね。
えっ!?記載情報が異なることもあるんですか?困ったなぁ。
私は賃貸マンション住まいですし、自宅暮らしの両親も祖父母もまだまだ元気なので、不動産登記や相続といったことにこれまで縁がなかったんです。
地権者の方たちからどのような流れで用地を譲ってもらうのか、そのときにどんな手続きが必要なのかといったことも、分からないことばかりで...。
上島さんは登記に詳しいんですよね。いろいろ教えてもらえませんか?
そうだなぁ、日常生活では接する機会があまりないからね。
緑山さんにもちゃんと理解を深めて業務に取り組んでもらいたいから、どんなことでも聞きにおいで。
ありがとうございます!よろしくお願いします。
早速なんですが、このコラムの看板が「はじまりはいつも登記」となっていますよね。
そもそも、用地取得の業務と登記って、どんな関わりがあるんですか?
用地業務と登記業務の関係を大きくまとめると、大体次のとおりになると思うよ!
こんな風に、用地業務の各段階で登記業務と多くの関わりがあるんだ。これは一部だけで、ほかにも様々な登記業務があるけれど、それはまた追々ね。
なるほど...用地と登記は関わりが深いんですね。登記についてもっと知りたいです!
いい姿勢だね!どのような登記手続が必要なのか把握しておくと、用地業務が進めやすいと思うよ。少しずつ教えていくね。
これから本コラムでは、登記について用地業務の視点からご紹介します。
まずは基本的なことから順に取り上げていきますので、すでにご存知のことも多いかもしれませんが、少しずつ様々なトピックをご紹介する予定です。
新人の緑山さんと一緒に振り返っていただき、理解を深めていただくきっかけになれば幸いです。
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